2017夏の遠征 ~3日目~ (夜行バス→厚床→中標津・標津→西春別)

2017年8月31日(木)

・根室交通 オーロラ号 根室行き 大通バスセンター→厚床駅前

(前回の続き)
メロディーがなるとともに電気がつく。温かいおしぼりのサービスがあったがこれは初めての経験だった。もうすぐ中標津に到着するようだ。高速道路が通行止めだったらしく、30分ほど遅れているらしい。厚床での乗り継ぎ時間は20分。間に合わなければ予定を変更せねばならない。厚床での乗り継ぎ時間は25分。間に合わなければ予定を変更せねばならない。結局、厚床には20分遅れで到着。
 

・根室交通 中標津線 中標津バスターミナル行き 厚床駅前→奥行

バスに間に合った。予定通り奥行で下車し。旧奥行臼駅へ向かう。

・奥行臼駅

奥行臼駅は、バス停から少し歩いたところにある。
駅舎は今でも入ることが出来るようだが、近くの奥行臼駅逓が工事している間は入れないと書いてあった。
  
駅舎裏側のホームへ、線路や駅名標はおそらく当時のままだろう。保線用らしきレールまで残っている。

道を挟んだ向かい側には別海町営軌道の奥行臼停車場跡もある。

車両や転車台跡などがある

一通り見たのでバス停に戻る。

バス停の待合室の裏が怪しいので覗いてみると線路があった。さっきの駅跡まで続いているのだろうか?草が茂っていてよく分からなかった。
 
廃線跡の一部はフットパスになっているようだが、すっかり草に埋もれてしまっている…

バスを待っていると、別海町営バスがやってきた。新しそうな車両で、行先表示器は白色LEDだ。

・根室交通 空港線 中標津空港行き 奥行→中標津バスターミナル

車両は古そうな観光バス。トイレは使用停止と書かれていた。空港に向かうであろうスーツ姿の人の他、学生の姿もあった。途中バス停での乗り降りが可能なので、このような利用もあるようだ。

・中標津

広い中標津バスターミナル、隣は中標津交通ターミナル。ここに中標津駅があった。
 
中標津町役場はバスターミナルから20分ほど歩いたところにある。途中で標津川を渡る。

中標津町役場、バス停の名前が事業者によって全部違っているのがおもしろい。

町役場の向かいにある丸山公園で静態保存されているC11。

公園内にある中標津町の資料館には、町内で出土したものや、昔の家電製品などが展示されている。

標津線の展示もあり、模型の展示や実際に使用されたヘッドマークなどがあった。
 
丸山公園の横は、雪印メグミルクのなかしべつ工場。土日は公開しているらしい。

Googleマップによると、線路跡に中継信号機が残っているらしい。行ってみると、確かに中継信号機が残っていた。近くに説明板が立っていた。
 
バスターミナルの方に戻るが、まだ時間があったので、近くのAコープで飲み物を買うことにする。瓶に入ったコアップガラナがあったのでそれを購入。やはり、キリンガラナが一番いいかもしれない。コアップガラナは薬のような味がする。

バスターミナルに戻ったが、まだ時間があったので交通ターミナル内にある標津線の資料室へ。バス案内所の人に声をかけると開けてもらえる。「大したものはないよ」とおっしゃっていたが、中標津駅や標津線で使われていた色々なものが展示されていて興味深かった。

・阿寒バス 標津・標茶線 標津ゆき 中標津バスターミナル→標津営業所

標津行きバスが来るというアナウンスがあったので、乗り場へ移動。バスは2分ほど遅れてやってきた。本来なら標津行きの後に来る釧路行きのバスが先に到着した。

標津行きに乗った人は自分を含め2人いた。最初は他にも何人か乗っていたが、中標津市街で大体の人が降りた。川北駅跡にはキハ22が保存されていたが、塗り直されたばかりのようで、ピカピカだった。

標津に着く頃には乗客は2人になっていた。もう1人も旅行者のようであった。

・標津

駅跡を訪問すること以外は特に何も考えていなかった。地図を見ると、近くに北方領土館という施設があるらしいので行ってみる。

北方領土館は入場無料。2階建ての建物で、1階と2階に北方領土に関する展示があり、2階の展望台からは北方領土の国後島が見える。空気が澄んでいたので、国後島がはっきりと見えた。

北方領土返還についての署名をし、北方領土館を後にした。北方領土館に行く途中で、ラーメンの匂いとラーメン屋ののぼりが目に入ったので、ラーメンが食べたくなってきた。北方領土館のすぐ横にラーメン屋があったので、そこで昼食をとる。「げきうまラーメン」と「激辛ラーメン」がオススメと言われたので、「げきうまラーメン」を食べたが、美味しかった。

ラーメンを食べた後、標津駅跡へ向かう。入口がわからず、遠回りしてしまったが、「標津駅跡」の看板があり、なんとかたどり着いた。

転車台と機関車が展示されていた。機関車は、最近標津駅跡に搬入されたらしい。10月に機関車を転車台に乗せて回転させるイベントが行われるそうだ。
 

・阿寒バス 標津・標茶線 西春別ゆき 標津営業所→西春別

バス停に戻ると、すでに西春別行きのバスが止まっていたが、車内はすでに満員。座ることができなかった。ちょうど、高校の下校時間だったようで 、その後高校生がさらに乗ってきて身動きが取れないほどになった。ほとんどの高校生は、中標津市街のバス停で降りていき、中標津バスターミナルの手前でようやく座ることができた。中標津で何人か高校生が乗ってきたが、さっきほど多くはなかった。乗る人は少なく、降りる人ばっかりだった。終点の西春別まで乗っている人は自分を含めて2人だけだった。もう一人は中標津のあたりで乗ってきた高校生だった。

・西春別

西春別に到着。バスターミナルは旧西春別駅前にある。地名は今も「西春別駅前」のまま。「西春別」と「西春別駅前」は少し離れているらしい。バスターミナルすぐ隣には別海町鉄道記念館と別海町鉄道公園がある。記念館には、標津線の歴史や切符、写真、保線用モーターカーなどが展示されている。
 
鉄道公園にはD51、除雪車、車掌車、キハ22が展示されていた。D51は修復作業中で覆いがかかっており、見ることができなかったが、キハ22は塗装し直したばかりのようで、非常に綺麗な姿だった。片方のエンドのテールライトレンズがなかったことだけが残念であるが、表記類が正しい字体でかかれていたのは素晴らしい。

一通り見たのでホテルにチェックイン。まだ15時なので外は明るく、このまま休むのももったいないので、フロントで自転車があるか聞いて見ると、「使ってない自転車があるので貸してあげる」と、自転車を借りることができたので、サイクリング開始。緯度が高いからか太陽光パネルの角度も急だ。

普通のママチャリだが、3段変速が付いていて快適。これぞ北海道という風景の中を疾走する。

西春別に来るときに、バスが未舗装の道路を走っていたので、それを撮りたくて自転車でそこに向かう。なんとかバスに間に合い、土煙りをあげながら走るバスを撮ることができた。

そのあと、上春別駅跡が近くにあるようだったので、上春別駅跡を探しに行く。周囲は牧場だらけで人家はない。牧場の看板に「上春別駅前」と書かれていたので、近くの林を覗いたが、プラットホームは見えない。

諦めて帰ろうとしたとき、少し離れたところに何やら人工物が見えた。上春別駅のプラットホームが見えた!

廃止から20年経ち、路盤はすっかり草に埋もれてしまっているが、ホームは残っていた。目的を果たしたので、西春別に戻る。小さなアップダウンはいくつもあるが、急な坂がないので、サイクリングに最適である。

ホテルに戻る前にAコープで買い物。飲み物とお菓子を買った。ホテルに戻り、近くの定食屋・居酒屋へ夕食を食べたあと、ホテルの大浴場で旅の疲れを癒やす。今回の旅行が始まってからちゃんとした布団で寝るのはこれが最初だったので。よく眠れた。

(続く)