続・徳島に燃料電池バスがやってきた!(営業運転編)
FCバスの四国初上陸から4年、「本当に徳島で燃料電池バスが走るようになるのかな…」と思っていましたが、本当に実現しました。
2017年11月に行われた、FCバスの展示と試乗会については過去の記事をご覧ください。
今回導入された燃料電池バスはトヨタ・SORAが2台で、どちらも鳴門営業所に所属のようです。
まずは営業運転開始直前に実施された実証運転時の写真から。
11/13~11/23の土日・祝に鳴門公園~ウチノ海間で運行され、某日に乗車しに行きました。
鳴門公園駐車場に停車する2104号車、他の路線車と同じ帯をまとっていますが、黒塗りの面積が大きいためデザインはアレンジされています。
本来なら前後のタイヤ間に描かれているTのモチーフですが、側面もやはり黒塗りの面積が大きいので、サイズが小さくなりつつリアタイヤの後ろ側に移動しています。
非公式面の全体はこんな感じです。
しかし、「TOKUSHIMA BUS」の文字とこのカラーリングを見るとなんとも言えぬ安心感があります。
Tのモチーフを位置を変えつつも入っているのはすごく良いと思います。
続いては車内の写真。
手すりはオレンジではなく黄色の手すりです
常時折りたたまれている座席もあまり見かけません。
縦方向のサイズが小さいためか、液晶式の運賃表示器は前と中の2箇所に取り付けられています。
車内にはコンセントも設置されていますが、なぜか50Hzです。
首都圏での販売が中心だからということでしょうか?
実証運行時の一コマです、窓が大きいので海がよく見えてよさそうです。
営業運転が始まったので見に行ってきました。
徳島っぽい写真を取りたかったので吉野川橋付近で撮影。
実証運行時にはありませんでしたが、いつの間にかラッピングされていました。
鳴門駅前に入ってくる2105号車です。
ここで再び徳バスカラーの大型車を見れる日が来るとは思っていませんでした。
2105号車も同様にラッピングがされていました。せっかくの徳バスカラーが見られないのは残念です。
鳴門郵便局前にて、夕方なので上手く撮れませんでしたが…
F-409を撮ったこの場所で撮りたいと思っていました、一応撮れたので満足。F-409が引退したのも5年近く前か…
この後、2104号車に乗って帰宅しましたが、車内放送などは他と変わりありませんでした。
ナレーションをしていた方が引退されて変わると言われていますが、まだ変わっていませんでした。
乗り心地ですが、高速道路を走るハイデッカー車ぐらいの静寂さで、路線バスにしては快適だと思います。
収容力も大きく、今後の活躍を期待します。