徳島に燃料電池バスがやってきた!

タイトルの通り、徳島に燃料電池バスがやってきました。
徳島県は2020年に県内で燃料電池バスの運行を検討しているらしく、
それに向けた活動の一環ということでしょうか?

さて、四国初上陸の燃料電池バスがアスティとくしまで展示されるとニュースで見たので、
講義終了後急いでアスティとくしまへ向かいました。


日野ブルーリボンシティベースらしい、トヨタFCバス。
ライトは独特なものですが、なんとなく種車の雰囲気が残っているような気がします。


椅子はハイバックシートが並んでいますが、普通のノンステップバスという感じ。
中扉がプラグドアなので、戸袋がなくスッキリとしています。


シフトレバーは非常にシンプル。モーターで走行するので変速機が必要ありません。あとは変わりなさそうです。

 
後輪のハブには日野のロゴが入っていました。


中扉はこんな感じ、プラグドアなので側面は平滑です。


「FUEL CELL BUS」の文字。この部分には水素タンクが入っているそうです。

展示の翌日から5日間、試乗会が開催されました。

エコみらい徳島を出発・終点とし、20分ほどの試乗でした。


乗車前に何枚か写真を撮る。中扉が開いている様子も撮ることが出来ました。
運転手さん曰く「屋根にタンクと燃料電池があるから重心が高く振り回されるような感じ。中二階バス(スーパーハイデッカー)もそういう感じがするらしい」とのこと。「モーターだからトルクが十分あるし、変速がいらないので運転しやすい」とも。しかし水素の充てんに時間がかかるのと、航続距離の短さが問題だそうで、実際に走らせるとなると運用を限定しないといけないとも言っていました。

乗った感想ですが、とにかく静かということです。運転席からマイクを使わずに後ろまで声が聞こえるぐらい静かでした。
変速がないので、動き出しもスムーズで乗り心地も良かったです。ブレーキは他のバス同様難しいらしいですが。
その後、徳島駅まで戻る時に乗ったバスは当然普通のディーゼルバスですが、いつも通りのバスで安心感(?)がありました。

あとは走る姿を撮れたら満足ということで、乗ったの2日後に撮りに行くことにしました。
いい場所が思いつかなかったのでとりあえず県庁近くで撮影。

眉山をバックに走る姿を撮ることが出来たので、まぁまぁ満足しました。

こんな感じで、珍しい体験をすることが出来ました。本当に徳島で燃料電池バスが走るようになるのかな…

 

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