ゲームボーイをIPS液晶化する
まとめ
Aliさんマークの通販でFunny Playing社のキットを購入して取り付けた。
めちゃくちゃ見やすくなったのでゲームボーイカラーもIPS化したい。
1. 届く
こういうご時世ですが、大陸から2週間で届きました。すごい。
てっきり紙のプチプチ封筒で届くかと思ったら立派な箱が届いてびっくり。テープもオシャレ。
11月11日のセールで買ったところ、値段は45.93ドル(5000円)でした。
2. 中身
緑の立派なケースに一式が入っています。このケースはゲームボーイがちょうど入るサイズなので持ち歩く時に便利そうです。
今回のキットは、ブラケット(ケース内右側)が付属しているキットです。
左下のゲームボーイに取り付けます。もちろんゲームボーイは付属しないので自分で用意しましょう。
3. 動作確認
「Test the kit before installation!」と書かれている通り、動作確認をします。
最初ちゃんと動かなくて焦ったのですが、電池を新品に交換したら動きました。オリジナルのGBは低電力で動くので使い古しの電池でも動くのですが、IPS液晶の変換チップはそうは行かないようです。
とにかくちゃんと動いたので一安心
4. 本体の加工
オリジナルの液晶よりIPS液晶のほうが11%ほど大きいらしいので本体ケースを加工します。
FunnyPlayingのホームページの説明にあるように画面部分を一回り切り抜きます。
カッターで切れ込みを入れてラジオペンチで引きちぎって加工しました。
画面上川のネジ穴も2つほど潰す必要があるので、お忘れなく。
仮組みしましたがいい感じです。この後、念の為右側と角をもう少し切りました。
ちなみに、IPS液晶に対応した新品の本体ケースも販売されているので、本体ケースを加工したくない場合や色を変えたい場合はそれを使うと良いでしょう。もう一台持っているので今回は躊躇なく加工しました。
5. 取り付け
なんと、ここの部分の写真を全く撮っていませんでした。
ホームページの手順通りに組み立てれば良いのですが、ブラケットを使う場合の組み立て方は書かれていないので、少し注意する必要があります。
とはいえ、写真通りにやればいいだけですが、ブラケットを使用する場合は付属のスペーサーは下側の2個だけで良さそうです。なんならいらないかもしれません。
位置調整をしなくていいのでブラケットはすごく便利です。
6. 完成
完成しました!右側に比較としてオリジナルのGBを並べました。
画面が少し大きくなりました。
本体の色が違うのは、右側はレトロブライトしていないからです。気になったのでこの後しました。
並びが逆になっていますが、見やすさが全然違います。残像も減っているので、それだけでも見やすいです。
ゲームボーイカラーの色割り当てみたいにプリセットの中から色を選べます。
どの色が見やすいかはイマイチわかりませんが、プレイ中でも変更できるので便利です。
かなり高画素な液晶を使っているので、ドットの境界の隙間を再現できるのですが、この機能はオン・オフできます。
個人的にはオフにしたほうが見やすいのでオフにしていますが、オンにしたほうがゲームボーイぽくて良いので迷うところです。
7. その他
明るくなるぐらいだと思ってたら、IPS液晶なのでスマホを切り抜いてハメたぐらいの綺麗さでびっくりしました。スクリーンも新品のガラススクリーンになったので傷がなく見やすいです。
次はゲームボーイカラーをIPS化しようと考えていますが、基盤が04以降のものをまだ入手できていないので、どうしようか迷っているところです。
時々バックライトがちらついていたのですが、本体側のコネクターに接点復活剤を吹いたらちらつきにくくなりました。たぶんリボンケーブルの接触不良なんでしょうが、イマイチよくわかりません。30年近く前のゲーム機なので仕方ない。それ以外は今の所問題なく使えています。