太山寺旧道(旧兵庫県道16号線)を歩く
2014年7月13日
2021年3月5日

先日、兵庫県道16号線の旧道区間を歩いてきました。
新太山寺トンネル交差点を曲がると、県道16号線の新道と旧道の分岐地点があります。
右が現道である太山寺トンネル(1980年3月)、左が今回訪れた旧道です。
落石注意の看板とガードレールがあり、自動車は進入できなくなっています。
しかしガードレール右側には人が通れる隙間があり、そこから旧道に侵入しました
旧道に入りました。あたりは薄暗く、とても静かです。
自然に還りつつある電柱…
人通りの無い道
ちなみに、横に流れている川は伊川です。
反対側は崖です。
苔の生えた標識が、車の通りの絶えたことを物語っています
旧道沿いの崖には、鎌倉時代後期に彫られた「太山寺磨崖不動明王」という磨崖仏があります。
写真中ほどの崖に彫られているのがわかるでしょうか?
ハグロトンボです。普段見かけないので写真を撮りましたが、
ひらひらと蝶のように飛ぶ少し変わったトンボです。
旧道探訪を終え、帰路につこうとしたところ、コウノトリらしき鳥を発見!
すぐに逃げてしまい、写真もしっかり撮れませんでした…
ということで、神戸市内にあり訪れやすい旧道ですが、
くれぐれも旧道への侵入は自己責任ですので、お気をつけて…